セナとプロストどちらがタイトルを獲得か?

サンマリノGPからセナは快進撃の3連勝を記録して、ランキングトップに立ちますが第5戦目のアメリカGPでリタイアしていますがそれからなんと4戦連続のリタイアしています。その一方でプロストはというと、セナが優勝ときにも確実にポイントを重ねています。第5戦では優勝、そしてカナダGPではリタイアしていますが、セナがリタイアしたフランスGPそしてドイツGPで愁傷をして、リタイア続きのセナに大きくリードすることになりました。

プロストが大きくセナに水を開ける形でポイントでリードしていましたが、シーズン終盤までまだポイント争いはしていました。そして第15回日本GPでセナとプロストはトップ争いをしていましたが、セナはタイトルを獲得するには絶対に落としてならず勝たなくてはいけない中でむかえたのが日本GPです。

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第15戦日本GP

セナは絶対に勝たなくてはいけない日本GPですが、プロストの方はセナがノーポイントだったこの日本GPでタイトル獲得が決まるレースとなりました。もちろんこれはセナにとっては圧倒的に不利な状況です。そしてこの1899年は、セナとプロストにはいろいろな遺恨そして確執をお互いに抱て望んだレースです。

予選ではプロストが2位でセナは2位のプロストに1.730秒という大差をつけてのPPを獲得していました。ところがプロストの方は作戦で、決勝レースでのセッティングにとても重点を置いていました。プロストは周到に決勝レースにむけてセッティングしていただけに、スタートでプロストにセナは先行されます。そして予選で大差をつけていたセナですが、プロストをなかなか抜くことができずに、2人の攻防が続きます。セナとプロストの2人の攻防がずっと続いてこのまままだまだ続くのか?!と思っていたところ、47週目のシケインでプロストのインにセナが飛び込みます。そこでプロストはセナに対して意図的に切り込んだため、2台は激突してプロストそしてセナの乗る2台のマシンは並んで停止となりました。

停止するとすぐにプロストはマシンをおりますが、セナはこの決勝レースで勝利をおさめなくてはタイトル獲得することは無理なため、マーシャルにマシンを押してもらってスタートします。そしてシケインをショートカットする形でレースに復帰しました。そしてノーズ交換するために、ピットインしますが、首位にたっていたナニーニを猛烈に追い上げでオーバーテイクとなり、セナはトップでチェッカーをうけました。

ところが、判定はどうなったのかというと・・・レースが終了した後にセナに下された裁定はなんと『失格』です。セナが失格となった理由には、シケインをショートカットしたことが失格の理由となりましたが、その後に失格となった理由はショートカットから押しかけに変更となっているので、セナが失格になるのには不可解な判定として思えませんが、やはりセナの言うところの「何かしらの政治の力」がセナの裁定に関係があったのかもしれません。

多くのドライバーからはセナの行為を危険とみなすのはおかしい。という抗議が出たために、政治力をつかってシケインのショートカットではなく、押しかけというこじつけともいえる理由で、セナを失格としました。

セナが「失格」となったので、これでプロストのタイトル獲得が決定しました。セナはこの裁定に納得がいかず、マクラーレンとセナは控訴しましたが結局その控訴も棄却となっています。そこで民事裁判に持ち込んで、最後の可能性にかけて最終戦のオーストラリアGPに挑みます。

オーストラリアGPでのセナの結果はどうなったのかというと、セナはトップで独走していましたがセナより周回遅れのマーティン・ブランドに追突してしまい、裁定の結果を待つ前に世界王座のタイトルの可能性を失ってしまいました。

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1899年の結果

1899年は第2戦のサンマリノGPで、プロストとセナの溝が更に深まる結果となりました。そしてプロストとセナはタイトル獲得にむけて、かなり競った争いをしていましたが、1899年の結果はプロストは13度の入賞のうち2位を7回。そして4度の優勝でした。セナの方はどうだったのかというと、優勝はプロストを上回る6勝ですが、入賞がたったの1回(第10戦ハンガリーGP)という成績で優勝の回数はプロストよりも多いけれども、安定感ではプロストのほうが上回っているので‘プロフェッサープロスト‘の安定感が総ポイントに現れた結果になりました。プロストは76ポイントでセナは60ポイントでした。

そしてプロストの方はというと、マクラーレンのロン・デニスから説得を受けますがシーズンの中盤にマクラーレン離脱を地元フランスGP前に発表します。ウィリアムズから巨額の契約金でオファーを受けますが、プロストが決めたチームはイタリアGP前にフェラーリへの移籍を発表します。

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