セナVSプロスト~熾烈な争い 1989年

マクラーレンにセナが移籍した1988年に初めてのドライバーズタイトルを獲得します。シーズン終盤の第15戦日本GPです。すでにセナはここまでに好調な成績を残していたので、日本GPで優勝すればタイトル獲得という状況で、予選でPPを獲得したことでさらにタイトルが近づきました。決勝レースでスタートに失敗してしまいエンジンをストールしかけてしまいますが、コースに助けられます。ゆるい下り坂でなんとかスタートすることができましたが、1コーナーを14位で通過してオープニングトップでは14位から8位までに挽回しますが、これはもう優勝はムリだろうと思われました。

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波乱だった1989年

オーバーテイクを繰り返しながら、首位を走るライバルプロストを猛烈に追い上げていきます。天候もセナに味方したのかと思えるような小雨がぱらつき、レース中盤には追いつきます。そして27週目のシケイン出口でプロストのスリップストリームに入ると、そのまま次の1コーナーでオーバーテイクしてそのまま首位でフィニッシュすることになり、見事優勝をさらっていきました。この優勝でセナ自身初となるタイトルを獲得することになりますが、すでにプロストとセナの間には‘溝‘ができていただけに14位のセナが追い上げて優勝していったことに、プロストの心情はどんなものだったのでしょう。

セナとプロスト第13戦ポルトガルGPでの幅寄せから、溝が生まれていますが溝から決定的な確執になったのは1899年のことです。そしてセナはブラジル人でプロストはフランス人、FIAの会長ジャン=マリー・バレストルはフランス人で特に同じフランス人のプロストに肩入れしたいた経緯もあります。映画の中でセナがいう「政治力」をさすのは、FA界を取り仕切っているのはヨーロッパの封建的な姿を印象付けるものです。

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セナとプロストの確執となった決め手

セナは1989年シーズンに初めてカーナンバー1をつけて、1989年シーズンに挑みます。1989年シーズンが始まりすぐの第2戦で、プロストとセナの確執が決定的になることがありました。第2戦サンマリノGPでセナは1989年シーズン初優勝したレースです。レースの前にプロストからセナに紳士協定の案が出ます。それは「最初に第1コーナに進入したものがレースの主導権を握り、お互い勝負しない」というかなり曖昧な感じの紳士協定でした。

レースはまず赤旗で中断して再スタートをして先行したのはプロストでした。そしてセナは2コーナーのトサコーナーでプロストを抜きさってしまいました。プロストからすれば最初に第1コーナーに侵入したのに、紳士協定を破って抜いてくるセナが許せん!となったのでしょう。そもそもセナの解釈の1コーナーとプロストの指す1コーナーに相違があったようで、最初のコーナーをタンブレロにするのか、それともトサにするのかで解釈が違っていましたが、セナの抜き去りで同じマクラーレンというチームの中でセナとプロストの確執が完全に表面化したのは、この第2戦サンマリノGPが決定的な決め手になりました。

サンマリノGPでセナが優勝プロストは2位という結果でしたが、セナが紳士協定を破ったことに腹を立てたプロストは3位までに入賞したら記者会見に出席しなくてはいけないというルールを無視する形で、記者会見をボイコットして自家用ヘリコプターで帰りセナとプロストの確執が決定的になりました。

マクラーレンチームのリーダ、ロン・デニスはこのままいけばチームが崩壊してしまうことを恐れて、セナとプロストそしてロン・デニスを加えた三者会談を決勝レースの翌週に行いました。そして三者会談で話し合った内容を口外しない、というこれまた紳士協定を結んでの三者会談です。

セナの紳士協定の主張は「紳士協定は1回目のスタートだけで、協定はトサ・コーナー入り口のブレーキポイントまで」という主張をしますが、セナはデニスに促されるかたちで最後は渋々ながらも自分の非を認める形で、プロストに謝罪しました。セナの謝罪をうけて、セナとプロストは一旦和解しました。ところが今度は三者会談の内容は口外しないという紳士協定をプロストが破る形で、フランスの記者に三者会談の内容をリークします。そしてもちろん三者会談の内容に加えて、セナの不誠実さに対しての非難を交えた内容で、当然ながらリークされた記者は雑誌に三者会談の内容を載せています。三者会談で一旦はセナとプロストは和解はしたものの、プロストのリークでふたたびセナとプロストの確執は決定的なものになりました。

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